ありのままの自分を知ろう

部下を持つ立場になると、”信頼関係の構築”を考えますよね。

リーダーは、チーム全体で成果をあげてなんぼ。部下との連携は必要不可欠。

特に昇進したばかりで初めて部下をもつ人にとっては”部下との接し方”や”コミュニケーション”に頭を悩ませることでしょう。また、現在部下を持つ人にとっても、これは悩みの種になることが多いです。

  • 部下が自分をどう思っているのか心配だ
  • 部下の考えていることが分からない
  • この先部下がちゃんとついてきてくれるか不安だ・・・etc

なぜ思ったような結果が出ないのだろう?どうして動いてくれないのだろう?

こうした問題は周囲に相談しにくいもの。立場やプライド、使命感といったものも含めてリーダーは自ら抱え込みがちです。

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なぜうまくいかないのだろう?

私も、初めて部下をもつ立場になった時には、まず、どのように接すれば良いのかと、意気込みよりも不安のほうが圧倒的に大きかったのをよく覚えています。

上司としてどのように在るべきか?どのように接するべきか?

いくつかの啓発本やリーダーシップについて書かれた本を読んでみたものの、どうにもしっくりきません。今は上級職の社内研修やセミナーが多く開かれていますが、おそらくそうしたものを経験された方の中にも、私と同じように、どうもうまくいかないという方は多いのではないでしょうか。

信頼関係の構築は、まず自分を知ることから

仕事を進める上では「部下との信頼関係が大切だ」というのは、多くの方が理解しています。しかし、実際に信頼関係を築こうと上司が意気込んでも、それで部下がついてきてくれるとは限りません。

信頼を得る為の知識を得たからといって、部下からの信頼集めに必死になってもうまくいかないのです。

どうしたら部下の信頼を得られるか?

その為にはまず、部下との信頼を考える前に、自分を知ることです。

今の自分が上司として信頼するに足るものかを考えてみましょう。仕事振り、態度、コミュニケーション、指示、判断といった自分の言動が信頼出来るものかどうかといったことです。

言葉より行動で示す

部下は上司をよく見ています。観察しているといっても間違いではありません。

したがって、例え完璧なコミュニケーション術を学んだとしても、普段の上司と照らし合わせて見た時に、表情や声、態度から違和感を感じるようでは、それは上辺だけだと判断されてしまい、とても心に響くようなものにはなりえません。

結局のところ、信頼とは一朝一夕に得られるものではなく、日頃の行動に対する割合が大きいということになります。

自分も部下も、分かっている「自分」を知る

自分自身が部下に対してどのように映り、どのような影響を及ぼしているのか。

自分は気づいていないが部下には分かっている部分に気付き、自分も部下も分かっている部分を大きくしていくことが、信頼関係構築の基礎と言えます。

その為には、まず、ありのままの自分を知ることが先決です。その為には、部下に「素直になれ」と求める前に、自分自身が素直な態度で相手と接することです。

部下に素直に接する。

「~ではないでしょうか?」と言われれば「なるほど、そういう考えもあるな」と、例えば、普段自分の意見を押し通しているような人であれば、「こうしようと思うが、君はどう思う?意見を聞かせてくれないか」と自分の力だけでなく、相手の意見にも耳を傾ける姿勢を示す。

こうしたことを続けていくと、やがて部下も素直に接してくれるようになります。すると、部下には分かっていて、自分が気づいていない態度や行動を素直に伝えてくれるようになるでしょう。

経験が長くなれば修正は難しくなる、早めの行動を

職責が上がれば上がるほど、自分に対して苦言を呈する人が少なくなってきます。

「ああ言えばこう言われる、言ったところでどうなるものでもないし、触らぬ神になんとやら・・・」こんなふうに思われてしまうリーダーは、もはや裸の王様です。

こうしたチームには大抵大きな問題が起きる。なにせ本人はうまく回せているつもりでいるのだから、お気の毒な話です。

こうしたことのないように、主観的に自分自身を把握するだけでなく、周囲の人(部下、同僚、上司、友人など)達となるべく多く接しながら、意見、苦言を素直に受け止め、できるだけ客観的に”ありのままの自分”を知ることが、信頼関係構築の出発点です。