「できる」管理職と「できない」管理職を分ける差について

社内外問わず、様々な事柄が多様化する中、組織が複雑化する中、責任ある立場の皆様が抱える悩みというのは格段に多くなってきていると思います。

個々に思い描くイメージが大きく異なったり、思い通りに伝えられなかったり、部下とさっぱり噛み合わない…。なんてことってありますよね。

しかし、こうした悩ましい問題が昔は無かったのかというと、実はそうでもありません。

より良い組織を作ろうと、強く願い、行動に移し、苦労した人は沢山いるのです。

人を動かして何かを成す以上、管理職の苦労は今も昔も変わりません。

では何が違うというのでしょうか?

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昔との違いは、自然発生的なコミュニケーションの薄れ

管理職は「人」と働くものです。

部下、他部署の人間、社外の関係先各所、様々な働きかけをするものです。

ともすれば、様々な「人」と、どのように接すればより良い結果に繋がるのか?

この問題は管理職の本質を考えた時、常に出てくるものです。

極端な話になりますが、昔は良い会社に入って、良い地位について、良い給料をもらって、その為に汗水垂らしていたのが当たり前です。

皆の考える方向性は大体足並みが揃っていて、現代のように様々な選択肢がある中で行き先に悩み、立ち止まってしまう事はずっと少なかったです。

「年功序列」「終身雇用」という言葉があった時代は、学歴、勤続年数、ある程度良好な勤務態度で「そろそろ管理職に」という“悪しき流れ”がありました。

それは良くも悪くも人間関係が濃密で、いわゆる「飲みニュケーション」「居残り」「付き合い」といった場の中で、その会社に適したコミュニケーションや仕事術が自然と身に付いてきたふしがあります。

しかし、パートやフリーター、アルバイト、契約社員といった様々な雇用形態が生まれ、組織のフラット化、統廃合や吸収合併、外資系企業による雇用の増加、企業風土の変革に伴い、そのような濃密な人間関係は日増しに薄れつつある中で、ある日突然管理職に指名される事も珍しくないでしょう。

つまり、より良い上司や管理職になろうとすると、自分で気付き学ばなければならず、昔のように会社任せでは難しくなっているのです。

より個人が評価される時代になってきた

どれだけ自分が活躍出来るかは会社任せではなく、あなたという個人がどれだけ自分を磨き、それを属する会社に、そして部下に、顧客に発揮出来るかで決まります。

これから管理職になる人、部下をもつ人、または今現在そのような立場に在りながらその事に苦手意識があったり、迷いがある人へ、

話を冒頭に戻しますが、管理職だから凄いというものではなく、管理職として成果を出して初めて評価されるのです。

そのために必要なマネジメントは全て学ぶことが出来る。

上記のようなコミュニケーションはもちろん、目標設定や組織構造、人事、育成、全てです。

それらはさらに細分化されていて、もちろん、その一つ一つについて密に学ぶことが出来る。

したがって、才能や知識というのはスタートラインや成長度合いの違いはあれど、大きな利点ではないと私は思います。

有名な大学を出ていても、経営学を修めていても、管理職として人を動かし、組織やチームとして満足のいく成果を上げれるかどうかは別問題です。

ではより大きく分ける要素は何か?

それは、どれだけ考え、何より向き合えるかという事です。