リーダーとマネージャーの違い

「リーダー」と「マネージャー」はどう違うのか?「リーダー」「マネージャー」とは何か?
そんなところを少し書いていきたいと思います。

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リーダーとマネージャーの違い

ビジネス的な一般定義としての違いは何か?

リーダーとは

  • 物事を発展させる事に長け、新しい価値を見出す
  • 現状打破を念頭におき、行動する
  • 革新的であり、他から一目置かれる存在である

ざっくりまとめると、こんな感じです。

常に先頭に立ち、その先を作る人。
単純な知識や技術だけではなく、その行動が先導的であることが条件です。

マネージャーとは

  • 組織の規則や常識であり、調和を成す
  • 目標達成を念頭におき、行動する
  • 部下の適正を見出し、最高のパフォーマンスを発揮できるよう支援する

こんな感じです。

いわゆる「管理者」ですね。
必要な知識や技術+αを用いて、組織を安定・効率化させる人です。

基本的に目線は正反対

リーダーは、将来や未来を重要視し、その為には多少の逸脱も辞さない覚悟で挑みます。

マネージャーは、未来のことよりも目先のことを重要視し、目標達成や業績に結びつく様々な努力をします。

リーダーは、内的思考に長けています。
今の現状に満足せず、何を成さねばならないのかを考える・・・

「自分がやらねばならない」と行動し、その確信をもった行動が、結果として周囲に影響を与えます。

一方、マネージャーは外的思考に長けています。
会社として決定された方針、戦略等を自らが束ねるチームに適切な落とし込みを行い、状況に応じてチームや部門ごとにミッションとして明示し、振り分けを行います。

その上で、日常業務の進捗確認や、発生する問題解決にあたり、自らが動くよりも「人を動かしてチームとしての達成」を目指します。

リーダーに求められるもの

leader

組織やチームを率いるリーダーに求められるものは、明確な道筋です。

明確な方向性

自分たちがどこへ向かうのか、何を目指すのか、方向性がブレてはいけません。
そのために、時間軸(過去・現在・未来)を用いた説明と、物理的(必要な人材や能力、資材や費用など)な説明、両方を合わせた具体的なビジョンを提示する必要があります。

具体的とはいえ、なるべくシンプルで分かりやすい言葉を選び、簡潔にまとめましょう。
誰にでも分かることが重要です。

明確な役割

進むべき方向が決まっても、感じ方や考え方は人それぞれ違いますから、漠然としたイメージしか湧かない場合もあります。

そのため、リーダーはその道を個々に明確に示す必要があるのです。

「なぜ君が必要なのか」「君がこの仕事に適切な理由は」「この役割には君の能力が必要だ」
全員としっかりコミュニケーションを取り、論理的に伝えましょう。

変わらない立ち位置

方向性を示し、役割を与え、ここで「さあ、いけ!」ではいけません。

リーダーは先導的であるべきであり、「さあ、いこう!」と舵を切るべきです。

そして、誠実さを忘れないことです。

チーム成果は個人のものではなくチーム全体のもの。一人歩きをしない。自慢しない。

また、個々の性格や力量は様々です。
ときに全員と合わせることが難しい場合も出てくるでしょう。

それでも、リーダーは常に仕事に対して、目標に対して誠実であることが求められます。
誰かに肩入れしてしまうことの無いよう、客観的視点で、中立的立場を忘れてはいけません。

その立ち振る舞いが信頼を得る

自己研鑽を怠らず、独自性があり、挑戦的であるためには、常に己と向き合ことが大切です。

リーダーが失敗を恐れない姿勢をもつことで、他の人間も挑戦的になれるのです。

マネージャーに求められるもの

maneger

組織やプロジェクトを統括するマネージャーは、ある程度の権限と立場が確立されています。

意思決定

管理者であるマネージャーは、様々な場面で意思決定を求められます。

大小問わず、その決断は「個人」としてではなく「組織」としての決断になりますので、マネージャーの判断一つで、部下の進む道が決まるわけです。

包括的に物事を捉え、「失敗したらどうしよう」ではなく、「絶対に失敗しない」という強い意志をもって、最適な道を選びます。

部下の指導・教育

組織力向上のため、部下に指示するだけではなく、部下の育成も重要な役割です。

マネージャーは業務遂行能力が高くなければならず、その部門・現場全体のノウハウや知識を把握している必要があります。

個人個人に適切な指導・教育を行い、より能力を引き出すことを求められるのです。

他にも、部下が困っていたら手を差し伸べ、気持ちを汲み取ってしっかり前に進めるよう導く必要があるでしょう。

数的管理能力

経費、予測、目標、進捗、改善項目など、あらゆるものを数字で管理します。

よって、数字に強いことが前提となり、様々な数値データを読み取り、解析できなければなりません。

とはいえ、別に難しい公式を使う数学的なものではなく、経費計算や費用対効果のような、日々のデータの蓄積から傾向を読み取るものが多いので、実際自然と身に付きます。

教育し、成長させ、導く者

簡潔にマネージャーとはなにか?と聞かれれば、私はこのように答えます。

仕事内容や規模、立場は、その組織によって様々ですが、上記3つは必ず含まれるものです。

いずれにしろ、最終目標は「組織的に成果を出す」ことにありますから、そのための基礎知識はもちろん、幅広い目線と、気配りが大切になります。

マネージャーがいるから、部下は自分のやるべき事に集中できる、先へ進んでいける。
統率力は、後から自然とついてくるものです。

まとめ

長くなりましたが、リーダーとマネージャーは本来、仕事内容も、手段も、在り方も、まったく違います。

ですが、現代ビジネスにおいては”役職”=マネージャーであり、リーダーはあくまでも”役割”として考えるのが一般的でしょう。

様々な管理能力を必要とされるマネージャーには、実務において専門の資格や免許が必要とされる場合も多く、それに伴い組織から様々な裁量を与えられます。

対してリーダーは、資格免許云々よりも、まず目的と方向性、未来を明確にする強い意志を求められ、全体を動かす行動力が必要です。

結論として、”管理職”という定義は非常に幅広くなりますが、管理職である以上はどちらの資質も必要とされます。

後はあなたが、どちらに比重をおいた人間になりたいのか?といった具合でしょう。